アースバードと現地パートナーのインディゴ・ファクトリーのスタッフは、まず、村々を訪問して、どのような工芸がつくられてきたか、それらから、商品に展開できるものがあるかなど、調査をしてきました。2006年においては、ラオカイ省サパ県、ライチョウ省フォントー県、バッカン省バベ県などの、ザオ(ヤオ・瑤)、モン(メオ・苗)、ターイ、ルーなどの民族の村で、染織品を注文しています。村では、女性たちひとりひとりに直接、染織品を注文します。刺繍やロウケツ染めの場合、制作する商品のデザインにあわせて、色や模様の配置などを指示します。日本からは、現在は一年に2回ほどしか、現地をおとずれることはできませんが、われわれの現地パートナーであるインディゴ・ファクトリー・ハンディ・クラフト・プロジェクトのタインさんが、必要に応じて村に買い付けにいくこともあります。村で買い上げた染織品は、インディゴ・ファクトリーのハノイ工房で縫製されます。
完成した商品はインディゴ・ファクトリーが運営する ベトナム各地の「インディゴ・ショップ」の店頭にならびます。また商品の一部は日本に持ち帰り、さまざまなイベントでの販売や、大阪成蹊大学芸術学部のアンテナショップなどで販売しています。今後ネット・ショップの開設にもとりくみます。
こうした活動をつうじて、村の女性たちに自分たちのもっている伝統工芸の価値を再認識してもらい、若い世代へも伝承される動きがでてくれば、わたしたちの試みは成果を得たことになるでしょう。 |